遠い空の下、僕は世界がめざめる音を聞いた。

まあ、観て来たわけですが、、、
かなり、てかめちゃくちゃ良かった。
お客さんの数と反比例してものすごく良かったよ〜。

時は1952年、大学を卒業まじかの真面目な医学生エルネスト・ゲバラと饒舌な友達アルベルト・グラナードは愛車のポデローサ号にまたがりブエノスアイレスを出発した。

http://www.herald.co.jp/official/m_cycle_diaries/story.shtml
詳しくは↑ね。

もうね、何がいいって‘旅’がいいんですよ。ブエノスからチリ回りで南米最北端のハンセン病施設を目指す男2人旅なんですが、やっぱりその中での出会い、出来事、触れ合い、初めて知る何か、全てにおいて妥協はなかった。時にトラブったり、時にその信念に心揺さぶられたり、時に危険をかえりみず夜の海に飛び込んだり。壮大な風景をバックに破天荒なこの2人の旅が実によく似合ってた。

特に見所は南米の四季折々な風景、真面目なゲバラと口がうまいおしゃべりアルベルトのコントラスト(これほんとにおもろい)、それとやっぱり最後の施設。そこでのゲバラの行動は燃える。なんか燃える。ゲバラの革命心を垣間見れた映画でした。やっぱり国を、社会的矛盾を変えてやろうという人間にはカリスマ性が存在してますな。彼の心の内の変化をものすごくよく描かれていたと思います。

印象的なセリフも多々ありましたけど、やっぱりうろ覚え。日本人には自分達の視野の狭さを教えてくれるかもしれませんね。ちなみに主演のガエルなんたら君の演技もよかったと思いますが、アルベルトを演じた人の方が印象は強かったかも。難しい演技はしてないですが、むしろガエル君のほうがずっと難しいですが、口八丁で軽そうな男を演じた彼のほうに魅力を感じた。顔は圧倒的にガエル君のほうが男前だけど。

これDVDでたら買うね。しかし、人少なかったなあ。おかげで、限定で配られているポストカードもらえたけどね(ニヤ。

とにかくイイから観てくださ〜いい。ゲバラのドキュメンタリーみてるようだったなあ。はあ。おもろかった。

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